はじめに
断言しよう、東大国語は得点源である。
文系理系を問わず敬遠、後回しにされがちな国語。東大受験に於いてもその他科目に比べ勉強量が少なくなる科目である。
根底にあるのは、勉強しても伸びないだろうという思考。換言すれば「日本人だし何とかなるだろう」という甘えである。
東大国語、ひいては受験国語は「何とかなるほど甘くはないし、何ともならないほど難しくもない」というのが筆者の考えである。
兎にも角にも一つ記事を見ていただきたい。東大国語が如何に簡単で難しいかがお判り頂けると思う。そして何より、如何に国語という科目が楽しく、面白く学習できる科目であるかに気付いて貰えるだろう。
因みに理科2類の出である筆者の実体験であるが、理系科目はてんでダメ(数学40点台、物理化学は驚きの20点台)であるにも拘らず、国語で50点を超えることで辛くも現役合格を果たしている。
誤ってて理系での受験を選択してしまった諸君は(反面教師)参考にして頂きたい。君たちは間違っても理1に入らないことだ。進振りで苦労することになろう。おっと、今は制度が変わったのだったかな。